そのプラチナチケットさえ手に入れば、登録は簡単だ。ユーザー名を決めるよう求められ、そのユーザー名が自分のURLにもなる。長く使い続けるつもりのユーザー名を選んだ方がいいだろうが、ユーザー名はいつでも変更できるので安心してほしい。また、表示名も決めるように言われるが、これも好きなときに変更できる。Elloの精神に則って、完全に匿名にすることも可能だ。
ほかに必要な情報は電子メールアドレスだけだ(対照的に、例えばFacebookの登録には、誕生日や性別の入力も求められる)
ほかのすべてのソーシャルネットワークと同様、Elloでも自分のプロフィールページが与えられる。URLはEllo.co/(ユーザー名)だ。デフォルトの設定だと、Elloアカウントを持たない人も含めて、誰でもこのページにアクセスできる。
写真をアップロードするには、プロフィールページの大きな円をクリックする。写真を最高の状態で表示させたいのなら、必ず340×340にリサイズしよう。そうしなければ、Elloが自動的に写真をトリミングする(その写真にはおそらく満足できないだろう)。
下にスクロールしていくと、ヘッダ画像をアップロードできるところもある。ヘッダ画像の推奨サイズは1800×1013だ。それより小さい写真や大きい写真をアップロードすると、Elloが最善を尽くしてヘッダに収めてくれる(筆者の写真は推奨サイズよりずっと小さかったが、きれいに表示されている)。
ここまで来れば、プロフィールのカスタマイズはほぼ完了だ。ほかにやることと言えば、プロフォール写真の左側にある歯車のアイコンをクリックして、短い自己紹介文やリンクなどを空欄に入力することだけだ。スペースを挿入しさえすれば、複数のリンクを入力することもできる。
Elloのプロフィールの設定項目は最小限に抑えられているが、数が少ない分、重要度は高い。設定ページの下部にあるオプションについて、1つ1つ慎重に検討しよう。例えば、Elloは訪問者を追跡してその活動を匿名化するGoogle Analyticsを採用している。ほかの主要ソーシャルネットワークと異なり、ElloはユーザーがGoogle Analyticsからオプトアウトできるようにしている。
「Public Profile」(公開プロフィール)オプションも無効にした方がいいかもしれない。無効にすると、Elloのメンバーでない人はプロフィールを閲覧できなくなる。ただし、このオプションを無効にしても、Elloのメンバーなら誰でもプロフィールや投稿を見ることができる。
最後になるが、「Delete」(削除)ボタンも用意されている。このボタンをクリックすると、自分のプロフィールがElloから削除される。しかし、サービス利用規約によると、Elloは「ユーザーのコンテンツが削除された後や、ユーザーが自分のアカウントを削除した後も、ユーザーのコンテンツのバックアップを保存する」権利を保持するという。
Elloの「ニュースフィード」は、「Friends」(友達)と「Noise」(ノイズ)という2つの方法でフィルタリングすることができる。「Friends」タブには、「Friend」に分類した全ユーザーの投稿がすべて表示される。「Noise」タブでは、「Noise」に分類したユーザーの投稿がPinterestのようにグリッド状に表示される。このデザインの狙いは、あまり興味のないコンテンツを素早くスクロールして閲覧できるようにすることだ。
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