新しい報道によると、Appleの非接触型決済サービス「Apple Pay」は、クレジットカードやデビットカードだけでなく、最終的には財布そのものにとって代わる可能性があるという。The Informationは米国時間10月27日の記事で、建物に対する非接触型のセキュアなアクセスを提供するHID GlobalとCubicの幹部らが、「iPhone」へのキーレスエントリー機能の搭載に関してAppleと協議していると報じた。
10月中旬に米国で提供開始されたApple Payは、同社の最新端末「iPhone 6」と「iPhone 6 Plus」に搭載される近距離無線通信(NFC)を利用して、米国各地の多数の小売店で商品の支払いができるというものだ。
その技術がまもなく、より多くの目的に活用される可能性があるとThe Informationは報じている。
開発途上のこの分野において、Appleが拡大を狙っているというのは、まったく考えられない話ではない。
Appleは最近、Starwood Hotelsとの提携を発表している。ホテル客室のドアロックをiPhoneや「Apple Watch」によって解除できるようにするというものだが、利用されるのはNFCではなく、Bluetoothである。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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