Googleは米国時間10月21日、2段階認証をより容易にするソフトウェア標準を基に開発されたUSBドライブをサポートすることを発表した。
2段階認証を使う場合、ユーザーは、パスワードや暗証番号などの情報と電話や指紋などの手元にあるものを組み合わせる。これにより、ハッカーなどがユーザーのIDやパスワードを把握できたとしても、ウェブサイトへのアクセスはより難しくなる。現在、Googleの2段階認証を設定しているユーザーは、新しいデバイスからログインする前に、所有する携帯電話に送信される6桁の確認番号を入力することが求められる。Security Key USBドライブをあらかじめ挿入しておくことで、これら番号を入力する必要がなくなる。
Security Keyに対応したUSBドライブは、米Amazonでは17.99ドルからの価格で販売されている。
また、Security Key標準に対応したこの特別なドライブは、ユーザーが偽のGoogleサイトに誤ってログインしてしまうことも防ぐとGoogle SecurityのプロダクトマネージャーNishit Shah氏は述べる。「Google AccountにChromeとSecurity Keyを使ってサインインすると、暗号署名がフィッシングできないことを確実にできる」とShah氏はブログ投稿に記している。
Security Keyドライブは、Googleの「Chrome」ブラウザのバージョン38以降でのみ機能するとGoogleは述べている。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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