CIAは諜報活動の手段として、さまざまな動物を徹底的に研究した。その一例が「Acoustic Kitty」(聴音猫)だ。Acoustic Kittyの役割はほぼその名前の通りで、猫に電池とマイクを埋め込み、しっぽにアンテナを取り付ける。猫が猫らしく陽気に歩き回っているときに、マイクで音声を拾ってCIAに送信するというものだ。最初のミッションは、旧ソ連の建物の近くにある公園で、2人の男性の会話を盗聴することだった。しかし、Acoustic Kittyを装着した猫を放すと、道路を渡ろうとして、走行中のタクシーにはねられて死亡してしまった。このプロジェクトに投じられた費用は、推計2500万ドルだ。
提供: The National Security Archive
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
OMO戦略や小売DXの実現へ顧客満足度を高めるデータ活用5つの打ち手
ものづくりの革新と社会課題の解決ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
企業や自治体、教育機関で再び注目を集める身近なメタバース活用を実現する
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
CNET Japan(Facebook窓)