CIAの奇抜なスパイツール--1950~70年代の諜報活動で活躍?したテクノロジの数々 - 2/11

Michelle Starr (CNET News) 翻訳校正: 川村インターナショナル2014年09月13日 07時00分
 CIAは諜報活動の手段として、さまざまな動物を徹底的に研究した。その一例が「Acoustic Kitty」(聴音猫)だ。Acoustic Kittyの役割はほぼその名前の通りで、猫に電池とマイクを埋め込み、しっぽにアンテナを取り付ける。猫が猫らしく陽気に歩き回っているときに、マイクで音声を拾ってCIAに送信するというものだ。最初のミッションは、旧ソ連の建物の近くにある公園で、2人の男性の会話を盗聴することだった。しかし、Acoustic Kittyを装着した猫を放すと、道路を渡ろうとして、走行中のタクシーにはねられて死亡してしまった。このプロジェクトに投じられた費用は、推計2500万ドルだ。
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 CIAは諜報活動の手段として、さまざまな動物を徹底的に研究した。その一例が「Acoustic Kitty」(聴音猫)だ。Acoustic Kittyの役割はほぼその名前の通りで、猫に電池とマイクを埋め込み、しっぽにアンテナを取り付ける。猫が猫らしく陽気に歩き回っているときに、マイクで音声を拾ってCIAに送信するというものだ。最初のミッションは、旧ソ連の建物の近くにある公園で、2人の男性の会話を盗聴することだった。しかし、Acoustic Kittyを装着した猫を放すと、道路を渡ろうとして、走行中のタクシーにはねられて死亡してしまった。このプロジェクトに投じられた費用は、推計2500万ドルだ。

提供: The National Security Archive

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