サイバーエージェントは9月11日、実店舗での来店計測や特定のエリアに訪れたユーザーに対してターゲティング広告を配信し、企業のオムニチャネル戦略を支援する「AIR TRACK(エアートラック)」の提供を開始した。同社でアドテクノロジ商品を開発するアドテクスタジオが手がけたという。
企業は、自社の提供するアプリにAIR TRACKのSDKを導入することで、指定したエリアや店舗に訪れたユーザーの人数、訪問頻度などを計測することができる。また、指定したエリアに訪れたユーザーに対してターゲティング広告やプッシュ通知の配信が可能になるという。
たとえば、全国展開する化粧品販売会社がAIR TRACKを導入した場合、渋谷の店舗に訪れたアプリ利用ユーザーは、渋谷店限定販売の化粧品や、渋谷で人気のある美容商品の広告、日替わりセール商品などが優先的に表示されるようになるとしている。
なお、AIR TRACKは、位置情報の利用目的や取得情報などの注意事項にあらかじめ同意した、オプトインユーザーのみを対象にしている。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
Copilot + PCならではのAI機能にくわえ
HP独自のAI機能がPCに変革をもたらす
ドコモビジネス×海外発スタートアップ
共創で生まれた“使える”人流解析とは
働くあなたの心身コンディションを見守る
最新スマートウオッチが整える日常へ