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アップル、「Health」アプリケーションで医療保険会社とも協議か

Liam Tung (CNET News) (Special to ZDNet.com) 翻訳校正: 佐藤卓 吉武稔夫2014年08月25日 11時14分
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 Appleが米国の複数の医療保険会社と交渉していることが分かった。特筆すべきは、これらの保険会社が、ウェアラブルデバイスから得られるデータを保険契約に組み込むための取り組みをすでに開始していることだ。

 Appleは「Health」アプリケーションを2014年内に「iOS 8」とともに提供する予定で、それに向けて以前から準備をしている。このため、Appleは米国のヘルスケア業者や健康関連アプリの開発者と話し合いを少し前から進めていたが、米国の大手医療保険会社とも交渉をしていたようだ。

 Appleが医療保険会社と協議しているという話は、Bloombergが米国時間8月22日に報じたものだ。この記事は、企業が費用を負担して職場でのウェアラブルデバイス着用を勧める例が増えているという興味深い内容で、記事によれば、Appleは米国最大手の医療保険会社UnitedHealth Groupや、同じく医療保険を手がけるHumanaと話を進めているという。

 Bloombergがこの記事で焦点を当てているのは、この医療保険会社2社が、ウェアラブルデバイスの利用を自社の保険契約に組み込んだプログラムも開発しているという話だ。このプログラムの目的は、自社のシステムと共有されたデバイスから得られたデータに基づいた報奨制度を作ることだという。

 Appleが新しい健康関連アプリ以外に何を話し合ったのか、確かなことは分かっていない。ただし、Bloombergの記事では、保険会社や企業がFitbit製品などのフィットネストラッカーを使用して医療費の高騰に取り組む例が詳しく紹介されている。これは、従業員の健康保険料を負担することの多い米国の雇用主にとって、医療費の増大は問題となっているためだ。

 また、記事によれば、英石油大手のBPは、健康保険にかかる費用を削減するために2万5000台のFitbit製デバイスを従業員向けに購入したという。BPのプログラムでは、100万歩の歩数を達成した従業員は、安い健康保険料の適用を受けるために必要な点数(1000ポイント)の半分を獲得できる。BPは、従業員がこの歩数を達成したかどうかを確認するため、Fitbitで各従業員の総歩数を確認するという。


AppleのHealthアプリ
提供:Apple

この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。

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