Hewlett-Packard(HP)は米国時間8月20日、第3四半期決算(7月31日締め)を発表した。見方によって良かったとも悪かったともとれる結果だった。
純利益は、前年同期比27%減の9億8500万ドル(1株あたり52セント)。売上高は前年同期比で1%とわずかに増加して276億ドル、非GAAP利益は1株あたり89セントだった。
金融アナリストらは、売上高270億1000万ドル、1株あたり利益89セントと予測していた。
最高経営責任者(CEO)を務めるMeg Whitman氏は、HPのこれまでの「進展に満足」していると表明し、同四半期について声明で次のように述べた。
事業業績、今後予定している一連のイノベーション、顧客やパートナーから寄せられる日々のフィードバックを鑑みて、事態が好転していることへの確信を強めている。
部門別ではデスクトップやノートPCなどのPersonal Systems事業とサーバ、ストレージ、ネットワークなどのEnterprise Group事業が、前年同期よりも売り上げを伸ばした。
しかしインフラストラクチャアウトソーシングとビジネスアプリサービスのEnterprise Servicesや、Printing、Software、Financial Servicesの各事業は、前年同期よりも売り上げを減らしている。
現四半期について、金融アナリストらは、売上高を少なくとも286億2000万ドル、1株あたり利益を1.05ドルと予測している。
HPは第4四半期の1株あたり利益を1.03~1.07ドルと予測している。通期については、利益ガイダンスを1株あたり3.70~3.74ドルとした。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」