Googleの「Classroom」プロジェクトが試験段階を終え、「Google Apps for Education」の全ユーザー向けにリリースされた。
2014年5月に発表されたClassroomは、「Google Drive」「Google Docs」「Gmail」を組み込んだオンラインツールで、教員がこれらのサービスを利用してオンラインで宿題の配布と回収を行い、また教室の内外で教員と生徒のコミュニケーションを強化するのに役立つ。Classroomは、Google Apps for Educationスイートの一部として提供される。
このツールキットに含まれる「Google School」を利用すると、教員は宿題の配布と回収、宿題に着手した生徒としていない生徒の確認、および連絡事項の伝達が行えるほか、各生徒に個別のDriveフォルダを作成できる。また、「Google+」と同様のやり方で、生徒はコンテンツの「ストリーム」に投稿し、他のクラスメートとつながりを持つことができる。
生徒のプライバシーを保護するため、Classroomでは広告は表示されず、データがマーケティング目的に利用されることもない。
Classroomは42の言語に対応しており、Googleによれば、ほとんどのモバイルデバイスで「正しく動作する」という。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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