GoogleはBarnes & Nobleと提携し、3つの地域で書籍や玩具、雑誌を即日配送する。
米国時間8月7日から、マンハッタン、ロサンゼルス西部、サンフランシスコ湾岸地区の3つの地域で、Barnes & Nobleの実店舗を利用した即日配送サービス「Google Shopping Express」が始まる。
提携により、Google Shopping Expressは提供品目数を増やし、同じように即日配送に力を入れているAmazonに対する競争力を強化する。Amazonは8月6日、即日発送対象地域にニューヨーク市を含む6都市を新たに追加すると発表した。2013年にサービスを開始したGoogle Shopping Expressは現在、Toys "R" UsやWalgreensなどの店舗からの即日発送サービスを提供している。eBayも「eBay Now」という同様の即日発送サービスを提供している。
Googleとの提携は、Barnes & Nobleにも大きなメリットをもたらす可能性がある。同社はAmazonなどのオンライン書店との競争に苦戦しており、オンラインで購入する顧客の増加に伴い、この数年間で数十もの店舗を閉店している。
Google Shopping Expressの利用料は1店舗での注文あたり4.99ドルだが、6カ月間の無料トライアルが現在提供されている。Amazonの即日発送サービスの送料は、「Prime」会員の場合で1回の発送につき5.99ドル、それ以外の顧客は8.99ドル。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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