HAPPY☆HAPPY☆PERFORM@NCEは、ミリオンスターズでも本作から追加されたアイドル37人全員に対して上位報酬「HAPPY PERFORMANCE」と条件達成報酬「プロローグ・ルージュ」の2種類ずつ、合計74種のライブ衣装をまとったSRカードがイベント報酬として登場。前代未聞と言っていいほど、一度のイベントで37人分のSRカードが用意されるというインパクトは大きく、またほぼ全員のプロデューサーさんに参加する動機を与えたという意味でも話題となった。
ルールではアイドルを選択することで、そのアイドルにポイントが入り順位を競う形。参加者の総獲得ポイント数によって全アイドルの上位報酬の入賞順位枠が拡大するシステムになっていた。絵柄そのもので言えばプロローグ・ルージュとHAPPY PERFORMANCEに変わりはないのだが(高山紗代子だけメガネの有無の差があった)、個別に見れば上位報酬の配布枚数は少なく(結果的に79位まで)、お気に入りのアイドルを証明する場のような形となっており、モチベーションが高まったプロデューサーさんも多かったのか、かなり活況となっていた。実際各アイドルの上位を見ても、そのアイドルのアイコンやリーダーカードにしているプロデューサーさんが多かった。
ひなたのイベント上位報酬は約1年ぶり。筆者も序盤はルールや動向を把握するために様子を見ていたのだが「ひなたはお気に入りと公言しているし……」「1年ぶりの上位報酬だから」と自分に対する理由付けをして狙いにいき、1年間ためにためたアイテムを使いながらなんとか上位報酬は獲得できた。とはいえ、ひなたの場合は比較的穏やかな感じで推移していたものの、複数のアイドルの上位報酬が獲得可能だったこともあってか、終盤は獲得枠が拡大していくにもかかわらず急速にボーダーが上がっていき、なかなか読めない展開にハラハラドキドキ。上位報酬狙いが2度目で不慣れと言うこともあってか、率直に感想を言えば1年前と同様、うれしいよりもほっとした気持ちが強かったのが正直なところだ。
最後にゲーム外のところでひとつ。筆者の誕生日を記念したわけでは全くないのだが、偶然にも同じ日に行われたLTP 09発売記念イベントはとても思い出に残った出来事だったことは付記しておきたい。
ミリオンライブ!の今後として、まず新プロデュースモードのプラチナスターライブ編は、8月からシーズン2として「クレシェンドブルー」と「エターナルハーモニー」の物語が展開している。また、プラチナスターライブ編の展開にあわせてCD新シリーズ「THE IDOLM@STER LIVE THE@TER HARMONY」(LTH)の発売も決定。それぞれのオリジナルユニット曲に加え、完全新曲の各ソロ曲、新たなテーマ曲「Welcome!!」のユニットバージョンを収録。第1弾のレジェンドデイズと乙女ストーム!は発売中、第2弾のクレシェンドブルーとエターナルハーモニーも9月24日に同時発売予定。またLTPと同様にLTHでも発売記念イベントを定期的に行うとしている。
このほかコミカライズの展開として、小学館の雑誌「ゲッサン」で門司雪氏による連載が開始。みりおんコミックシアターもゲーム内だけではなく、一迅社の雑誌「まんが4コマぱれっと」で連載を開始。ニコニコ生放送で行われている「アイドルマスター ミリオンラジオ!」(ミリラジ)も配信を継続するなど、ゲームの内外でアイドルたちのさらなる魅力や世界観を広げていくとしている。
なお、9月20日には東京ゲームショウのグリーブースにて、ミリラジの出張版スペシャルステージが15時から実施される。番組のパーソナリティである春日未来役の山崎はるかさん、最上静香役の田所あずささん、箱崎星梨花役の麻倉ももさんの3人に加え、伊吹翼役のMachicoさん、エミリー・スチュアート役の郁原ゆうさん、豊川風花役の末柄里恵さん、徳川まつり役の諏訪彩花さん、望月杏奈役の夏川椎菜さん、北上麗花役の平山笑美さんという、計9人のキャスト陣が出演する。観覧方法についてはアイマス公式ブログならびにグリーの東京ゲームショウ2014特設サイトで告知するとのこと。
(C)窪岡俊之 (C)BANDAI NAMCO Games Inc. (C)BNGI/PROJECT iM@S
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