検索大手Googleの為替レート変換ツールに、世界各国の従来の通貨と並んでBitcoinが追加されたと、英国のサイトCoinDeskが現地時間7月15日に報じた。
これを使う場合、ユーザーはGoogleのCurrency Converterページに直接アクセスする。このページで変換したい金額を入力してから、変換元の通貨と変換先の通貨を選択する。たとえば、100ビットコインの米ドルでいくらになるかを知りたい場合は、数字フィールドに「100」と入力し、最初の通貨フィールドでビットコイン、次の通貨フィールドで米ドルを選択する。そして、「Convert」(変換)ボタンを押せば、Googleが答えを教えてくれるというわけだ。
Bitcoinに手を出している人なら、これがときに値動きの激しい商品になることがあるのを知っているはずだ。The Bitcoin Volatility Indexというウェブサイトをちょっと見てみるだけでも、Bitcoinが過去数年間に乱高下していることがわかる。また、この仮想通貨はいくつかのトラブルにも見舞われてきた。Bitcoin取引所のMt. Goxは、システムがハッキングされ、顧客の75万ビットコインと同取引所自体が保有する10万ビットコインが盗まれたことを最高経営責任者(CEO)が発表し、破産宣告に追い込まれている。このように、Bitcoinは不安定で議論の種となっているものの、決済可能な通貨としてBitcoinを受け入れることにした小売業者の数は増えている。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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