ソフトバンクテレコムとオプトは7月11日、企業のデジタルマーケティング活動を支援する新会社「株式会社ジェネレイト」を、共同出資により6月20日に設立したと発表した。資本金は7億円。持株比率はソフトバンクテレコムが60%、オプトが40%。
企業向けICTソリューションを提供するソフトバンクテレコムは、2012年6月にインターネット広告事業に参入して以来、同年10月にはO2Oサービスを提供をするなどしてきた。一方オプトは「売り上げに直結するeマーケティング」をコンセプトに、顧客が保有する自社データの収集や分析をするためのソリューションの自社開発など、デジタルマーケティングに関連するデータマネジメント、オムニチャネル、動画などのソリューションを提供してきた。
新会社では両社の持つ強みを生かし、最新のアドテクノロジと多様化するメディアを総合的に活用することで、効果的な販売促進やマーケティング施策を提供。また、デジタルマーケティングプラットフォームを構築し、顧客ごとのニーズに沿った最適な販売促進施策など、マーケティング活動のためのオウンドメディア、インフラ、アプリケーションを統合的に提供する。
さらに、企業が持つキャンペーン履歴やアクセスログなどのオンラインデータに加え、リアル店舗における来店情報やPOSデータなどの購買履歴といったオフラインデータなどを取り込み、統合して管理する。これにより、データから導き出した仮説に基づく効果的なキャンペーンを考案し、企業のマーケティング活動におけるROIの最適化を図るという。
今後、外部パートナーとの連携も視野に入れて運営していくとしている。
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