このiMacは、外部USBやThunderbolt、Mini DisplayPortを使用するデバイスを接続せず、有線イーサネット接続ではなくWi-Fiを使えば、基本的にケーブル1本しか必要とせず、背面パネルの中央やや下から伸びる電源ケーブルがあるだけだ。27インチiMacは少なくともRAMスロットへのアクセスポートは持っていたが、多くのApple製コンピュータと同様、これは基本的に封印されたシステムであり、ユーザーが手を加えられる部品はない。
Apple標準の無線キーボードとマジックマウスが、最初から付属品として同梱されている。これらはこの数年間、基本的に変更されていないが、キーボードはサイズが小さいにも関わらず、応答性が高く使いやすい。このマウスには多くのファンがいるが、左ボタンと右ボタンが分かれておらず(どちらかと言えばシーソースイッチに近く、両方のボタンを同時に押すことはできない)、これを使うと自分がWindows育ちであることを意識させられる。筆者はAppleのMagic Trackpadの方がずっと好きなのだが、幸運なことに、設定オプションを変えるだけで追加コストなしでマウスをトラックパッドに取り替えることができる。(筆者はデフォルトをトラックパッドに切り替えることを真剣にお勧めする)。
もちろん、オールインワンデスクトップで重要なのはディスプレイだ。iMacの場合、1920×1080の解像度を持つ21.5インチスクリーンを搭載している。Appleらしく、ディスプレイはクリアで明るく、光沢は強すぎない。正面以外からの視野は、垂直方向も水平方向も広い。スクリーンは、システム本体内に納められたヒンジでカーブしたスタンドにつながっており、垂直方向に30度の調整が可能だ(-5度から+25度)。
27インチiMacは、「MacBook Pro」の「Retina Display」と同様に、より高い2560×1440の解像度を持っている。興味深いことに、HDよりも高解像度なディスプレイの価格は下がってきており、例えばLenovoは、「Yoga 2 Pro」にほぼ同じ値段で3200×1800のタッチディスプレイを搭載している。
ビデオ出力 | Mini DisplayPort(×2) |
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オーディオ出力 | ステレオスピーカー、ヘッドホンジャック |
データ | USB 3.0(×4)、SDカードリーダー、Thunderbolt(×2)(Mini DisplayPortと共用) |
ネットワーク接続 | イーサネット、802.11ac Wi-Fi、Bluetooth |
光学ドライブ | なし |
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