サムスンがAppleから学んだと思えるノウハウの1つに、タブレットと同時にアクセサリ類も用意しておくというものがある。察している方もいるかもしれないが、Galaxy Tab Sは「Gear 2」と連携できるようになっている(サムスンは他のGALAXY機器とシームレスに接続できる点を力説していた)。またその他にも、「Simple Cover」と「Book Cover」というスリムなカバーや「Bluetooth Keyboard」が用意されている。
Simple CoverとBook Coverの興味深い点は、製品本体にはめ込んで固定するようになっているところにある。また、Book Coverには磁石が埋め込まれており、折り目を使い分けることで3種類の角度をつけられるスタンドとして使用できる。
筆者はBluetooth Keyboardを触ってみる機会があったが、とても使いやすいという印象だった。これはGalaxy Tab Sに合わせて作られており、背面のディンプルを含め、デザイン上の統一が図られている。また、感触はしっかりしており、キーボードのレイアウトも満足いくものであった。
筆者は上記のカバーとキーボードを目にしただけであるが、サムスンは他にもスタンドアロン型のBluetooth接続キーボードや、「S Action Mouse」「USB LAN Hub」、節電ケーブルとポータブルバッテリパックも提供するようだ。
「特別な機能」とセールストークを整理すると、Galaxy Tab Sは素晴らしい画面と追加メモリ用のポートを備えた、きびきびと動作するおしゃれなデザインのAndroidタブレットということになる。
Galaxy Tab SはiPadのようなアルミニウム一体型のデザインとはなっておらず、iPadほどの高級感があるわけでもないが、高級タブレットの域には達している。
ここでの疑問はもちろん、本当に画質がiPadのそれに匹敵し得るものなのかどうかである。答えは歴然かもしれないが、筆者が画面以外でGalaxy Tab S最大の売りだと感じたのはメモリ拡張が可能であるという点だ。35ドル程度余分にお金を出せば、つまり435ドルや535ドルでGalaxy Tab Sの80Gバイト版が手に入るのだ。iPad Airの64Gバイト版は、筆者がこの前調べた時には699ドルもしていた。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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