メガネ型ウェアラブル端末の「Google Glass」は、消費者分野ではまだ冷やかしの対象にとどまっているが、企業向けにはアプリケーションの開発が積極的に進められている。
Googleは米国時間6月16日、Google Glassの企業向けソリューション開発を手がける企業を対象とした認定パートナープログラム「Glass at Work Certified Partners」の参加企業第1陣を発表した。各社は共同でブランディングを行い、「Glass at Work」のウェブサイト上に社名を掲載してもらう資格も得る。
Googleによると、多数の開発企業がこのプログラムに応募したという。同社は、医療やメディアからスポーツやエンターテインメントにいたるまで、極めて広範にわたる産業分野を混在させることにしたようだ。第1陣として選出されたパートナー企業は、APX Labs、Augmedix、CrowdOptic、GuidiGO、Wearable Intelligenceの5社だ。
APX Labsは、Google Glass用の業務ソフトウェアアプリケーション「Skylight」を開発している。Augmedixは、電子化された医療記録との情報交換を合理化する医師向けのサービスを販売する企業だ。CrowdOpticは、スポーツ、エンターテインメント、医療業界向けに、状況に応じて情報を提供するアプリケーションの開発を手がける。GuidiGOは、博物館や文化施設のネットワーク利用を進めようとしている。そしてWearable Intelligenceは、ワークフロー、通信、トレーニング、データアクセス製品を開発する企業だ。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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