Twitterは米国時間6月5日、アプリ開発者向けのネイティブ広告プラットフォームを提供するNamo Mediaを買収したと発表した。
Twitterは買収金額を公表しなかったが、The Wall Street Journal(WSJ)は1億ドル未満だったと報じている。
Twitterは2013年に、3億5000万ドルでモバイル広告ネットワークMoPubを買収しており、Namo Media買収はそれに続く動きである。Twitterはブログ投稿で、MoPubとNamo Mediaによって、「最高のネイティブ広告プラットフォームをアプリ開発者とパブリッシャー向けに」構築できるだろうと述べた。
ユーザー数が伸び悩み、2四半期連続で投資家らを落胆させているTwitterは、収益増大に向けてできる限りの手を尽くす必要がある。同社の広告イニシアチブは、その重要な要素である。短期間でユーザー数を飛躍的に伸ばすことができないのであれば、なおさらそうだ。アプリ開発者とパブリッシャーが有効な広告を簡単に作成できるようにすることは、明らかに収益増大に向けたTwitterの戦略の一部である。
Twitterに、Namo Media買収金額に関するコメントを求めたが、直ちに回答は得られなかった。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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