電通と日本電気(NEC)は5月21日、東京都交通局とともに、駅ホーム上のデジタルサイネージによる広告事業を5月26日に開始すると発表した。
都営大江戸線六本木駅の上下線ホーム上の柱12本に各2面、計24面の65インチ縦型のデジタルサイネージを設置し、NECの「情報・コンテンツ配信クラウドサービス」を活用して広告を配信する。電通ではこのデジタルサイネージの名称を「六本木ホームビジョン」としている。
広告販売、広告配信の運用と管理、コンテンツ制作は電通が担当する。ジャック販売掲出料金は180万円で、ロール(15秒/3分ロール)販売掲出料金は40万円(いずれも税別)。掲出期間は、月曜始まりの7日間。
電通は、六本木ホームビジョンのメディアとしての魅力を、「乗客が電車待ちをする駅ホーム上に設置されるため、より長い時間の広告接触が見込まれることにある」とする。また、ジェスチャー操作が可能なシステムや音声センサーなどを活用した広告表現、個人のスマートフォンとデジタルサイネージの連携など、新しいコミュニケーション手法を検討、実験する場としても活用できるとしている。
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