Googleは、好評の翻訳アプリ「Word Lens」の開発元であるQuest Visualと同アプリを買収する。Quest Visualが米国時間5月16日に発表した。買収額は公表されていない。Word Lensのサイトに掲載された声明によると、Quest Visualチームは「Google Translate」チームに加わる予定だという。
この声明には次のように書かれている。「Googleに加わることで、これからはGoogle Translateが扱う多くの言語と翻訳機能にQuest Visualの技術を組み込むことができる。これまで支えてくれたユーザーへの感謝のしるしとして、Googleへの移籍が完了するまでは、期間限定でWord Lensと言語パックを無料でダウンロードできるようにする」
Googleと、Quest Visualの最高経営責任者(CEO)を務めるOtavio Good氏は、買収についてコメントを避けた。
「Android」「iOS」「Google Glass」向けのWord Lensアプリは、印刷された文字を即座に翻訳する。端末のカメラを道路標識やメニューに向けると、画像中の語句が翻訳されて置き換えられる。言語パックはアプリ内購入の形で販売されてきた。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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