Appleの最高経営責任者(CEO)で同社の未来を決める立場にあるTim Cook氏と上質な時間を過ごすチャンスが、2年連続でオークションにかけられた。ロバート・F・ケネディ正義人権センター(Robert F. Kennedy Center for Justice and Human Rights)の資金集めを目的とするものだ。しかし、Appleの食堂で同社トップのCook氏に話を聞いてもらうことの価値は、1年前と比べて少し下がったようだ。2014年の落札金額は、2013年の第1回オークションで匿名の寄付者が入札した61万ドルと比べて、半額をやや上回る程度にとどまったたのだ。
第2回のCook氏オークションは、米国時間5月13日、落札金額33万ドルで終了した。
今回の出品はとりわけお値打ちだったと言える。落札金額が低かったというだけではない。Cook氏が、来たるべきAppleのイベントへの招待もパッケージの一部として追加していたからだ。
実のところ、Cook氏の時間への需要が前年比で減少したというのも、事実ではないかもしれない。BBCの報道によると、このオークションの実施に協力したサイトCharitybuzzは今回、入札プロセスの一環として新たにクレジットカードを確認するステップを加えている。これにより、1年前のオークションで最終価格をつり上げた、おとり入札が減少したとも考えられる。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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