Appleは、Nokiaで「Lumia」シリーズのカメラ担当チームを率いる重要人物を引き抜いた。
Ari Partinen氏は、同氏のLinkedInページによると、2013年7月以来Nokiaで「Lumiaのカメラチーム責任者」を務め、ある幹部からは同社きっての「カメラ専門家」と評されている。そのPartinen氏が米国時間5月9日、Appleに移籍することを自身のツイートで明らかにした。Partinen氏によれば、9日が「Lumiaのすばらしい仲間たちのために仕事をする最後の日」であり、Appleでの新しい仕事は6月から始まるという。
Nokiaは「PureView」と呼ばれるカメラ技術で、撮影機能を大きく向上させた。PureView機能を搭載したスマートフォンは、最大41メガピクセルの驚くほど鮮明な画像を撮影できる。Nokiaに7年間務めたPartinen氏は、PureView機能の開発で主要な役割を担っていた。
自分がAppleでどのような仕事をするのか、Partinen氏のツイートでは触れていない。だが、Appleが同氏の持つカメラ技術の専門知識を活用したいと考えていることは間違いないだろう。
Microsoftが70億ドル以上の金額でNokiaの携帯端末事業を買収したのは2013年4月のことだった。この部門は現在、Microsoft Mobileと呼ばれている。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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