Facebookが同社のプラットフォームにアクセスするためのAPI呼び出しを1日当たり5000億件近く受け取るようになった現在、Zuckerberg氏はスピードから効率と信頼性に焦点を移した。同社は初期のモットーを放棄するとともに、コアAPIの2年保証を発表した。これはFacebookが同社のプラグインをアップデートする際に、他のアプリが破壊されるようなリスクは冒さないということを意味している。またすべてのバグを、その規模の大小にかかわらず48時間以内に修正するという約束もした。
Zuckerberg氏はF8カンファレンスにおいて「Facebookにおけるわれわれの目標はクロスプラットフォームなプラットフォームを築き上げることだ」と説明した。次の10年でFacebookは「われわれが奉仕する人々を愛するという文化を、われわれのハッキング文化よりも強力とはいかないまでも、同じくらい強力なものにまで築き上げたいと考えている」と付け加えた。
これを行うには、そしてモバイルプラットフォーム戦争を勝ち抜く企業になるためにも、あまりに素早く行動するべきではなく、一部のものごとは壊す価値がないということにZuckerberg氏は気付いたわけだ。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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