「iPad mini」の携帯性に対抗する初のMicrosoft製「Surface」タブレットの登場をすべてが予感させている。新たに米国時間5月6日に流出した詳細情報は、SurfaceがQualcomm製チップを搭載する予定である一方、Intelが別の新製品を強化するとしている。
Bloombergの報道によると、Qualcomm製チップを搭載するSurfaceが初めて登場することになるという。これまで、Surfaceと「Surface Pro」のモデルは、それぞれNVIDIAおよびIntelのプロセッサを備えていた。
偶然ではないだろうが、市場に出ている唯一ほかの「Windows RT」ベースのタブレットであるNokia (Microsoftに買収されている)の「Lumia 2520」は、Qualcommのプロセッサを使用している。
このことは重要な特徴となる。なぜなら、Lumia 2520のQualcomm製シリコンがVerizonとAT&Tの両方で4G/LTEの機能を提供しており、新しい「Surface Mini」もRTをベースにする可能性があるからだ。
モバイルのブロードバンドは、残念ながらSurfaceタブレットに欠けている機能だ。Microsoftは3月、ついにSurface 2のLTEモデルをリリースしたが、AT&Tのネットワークにおいてのみ利用できるものだった。
しかしQualcommは、Surfaceの新モデルに搭載される唯一のシリコンとなるわけではない。Bloombergによると、Intelも5月20日に予定されている発表会に参加する予定であるという。
それでも、Intel内蔵モデルの設計について詳細はまったく明らかになっていない。「Surface Pro 2」にはIntelの「Haswell」プロセッサが搭載されているが、Intelは、さらに省電力のクアッドコア「Bay Trail」Atomプロセッサをタブレット向けに提供している。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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