Microsoftは米国時間5月1日、「OneNote for iPhone」と「OneNote for Mac」の注目すべきアップデートをリリースした。
これら2つの新しいアップデートに先立ち、同社は4月29日、「Office for iPad」に印刷機能を追加し、「AirPrint」対応プリンタへの印刷を可能にしたと発表している。
1日にリリースされたOneNote for iPhoneのアップデート(バージョン2.2.1)は、同アプリをデスクトップという「束縛から解放」し、「iPhone」から新しいノートブックやセクションを作成できるようにするというものだ。また同アップデートでは、「iOS 7」上でのノートの記述や、ノート間のナビゲーションをより「円滑かつ効率的」なものにすることにも力が注がれている。
さらにOneNote for iPhoneに「Office Lens」アプリが組み込まれたことで、ユーザーはホワイトボード上のメモや、買い物のレシート、その他のドキュメントを撮影したうえで、より読みやすいかたちに変換表示させられるようにもなった。なお、画像に含まれているテキストは光学文字認識(OCR)機能を用いて検索することもできる。
OneNote for Macのバージョン15.1では印刷機能の一環として、印刷ダイアログボックスから特定のページをPDFファイルとして保存できるようになった。また、画像のドラッグ&ドロップもサポートされるようになっため、「Mac」ユーザーは「Finder」から複数の画像をOneNoteにドラッグ&ドロップできるようになった。さらに、画像のフォーマットツールも追加された。
なお、今回のアップデートでOneNote for Macは、「Format Painter」ツールをサポートしたため、ユーザーのノート間で一貫したテキストフォーマットを適用できるようになった。フォーマットされたコンテンツはコピーやペーストが可能であるため、「Word」や「Excel」、あるいはウェブページ上のフォーマットとも一貫性を持たせることができる。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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