「iTunes」のアカウント数が8億に近づきつつある。Appleの最高経営責任者(CEO)を務めるTime Cook氏は米国時間4月23日、2014会計年度第2四半期決算(3月29日締め)に関する電話会見で、この数字について「驚異的」だと述べた。
AppleがiTunesのアカウント数について前回言及したのは、2013年6月に行われた年次開発者イベント「Worldwide Developers Conference(WWDC)」の席上で、その数は5億7500万と発表されていた。
「現在、iTunesのアカウント数は8億近くに達し、その大半についてクレジットカードが登録されている。これは驚異的な数字だ」とCook氏は23日の電話会見の中で述べた。
iTunesのアカウント数は大きく伸びているものの、iTunesの売り上げは減速の兆候を示した。
Cook氏は電話会見でアナリストからの質問に対し、「忘れないでほしいのは、そのカテゴリに複数の要素が含まれていることだ。『App Store』関連の売り上げだけではない」と応じた。「したがって、App Storeのみに着目すれば、あなたの指摘とは違った様相が見えてくるはずだ。ただし、収益化に関する質問について言えば、サービスという視点から、既存の領域と新しい領域の両方で現在以上の収益を上げられると私は確信している。私が特に心強く感じているのは、App Storeについてその実績を検証すると、このサービスの強みが広い地域に基盤を持っていることがわかる点だ。実際、中国では3桁の伸びを見せていた」(Cook氏)
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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