あらゆるものをクラウドに保存するためのワンストップショップの確立を目指すDropboxが、新たに新興企業を買収した。
今回買収したのは、こちらも写真ストレージサービスを提供するLoomである。同社は、多様なデスクトップ端末やモバイル端末の間でのデジタル写真と動画の共有および同期を対象に、最大5Gバイトのストレージを無料で提供していた。
買収の金銭的条件は公表されていない。
Loom買収に先立ち、Dropboxは先週、新しい写真ストレージアプリ「Carousel」をリリースしている。コンテンツを世界中に公開するFacebookとは異なり、Carouselは、少人数の友人や家族の間でのコンテンツ共有を目的としている。
したがってLoomは、Carouselのチームに組み込まれる見込みだ。
Loomの既存ユーザーは同サービスを米国時間5月16日まで利用し続けることができる。
Loomを無料で利用しているユーザーには、Carouselへの移行時にDropbox上で同容量の無料ストレージが永久に提供される予定。Dropboxは2Gバイトのクラウドストレージ容量しか無料提供していないため、これは実はお得な措置である。まだLoomを利用していない人に対しては、残念ながらLoom新規ユーザーの受付は終了している。
Loomの有料ユーザーには、同容量のCarousel/Dropboxストレージが1年間無料で提供される予定。ユーザーは、自分のライブラリのデジタルコピーをzipファイルとして要求することもできる。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
「程よく明るい」照明がオフィスにもたらす
業務生産性の向上への意外な効果
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス