NokiaとMicrosoftは2013年に、NokiaによるMicrosoftへのデバイスおよびサービス事業売却の期限を第1四半期までと定めていたが、Nokiaは現地時間3月24日、この期限までに売却は完了しないと発表した。規制当局による承認の問題により、完了は4月にずれ込むという。
Nokiaは声明で、「NokiaとMicrosoftは、取引完了に向けて尽力し続けるつもり」で、「取引が完了すると引き続き確信している」と述べた。問題は、世界中のすべての独占禁止当局が承認したわけではないという点である。
NokiaとMicrosoftは、欧州委員会や米司法省の承認など、規制当局による必要な承認のほとんどを既に得ている。また、NokiaとMicrosoftは、引き続き順調に完了条件と統合計画に関する処理を進めているとNokiaは述べた。「しかし、アジアの一部の独占禁止当局がまだ審査中であり、承認待ちの状態にある」という。Microsoftは2013年9月、72億ドルでNokiaの携帯端末事業を買収し、一部特許のライセンスを取得する計画を発表した。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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