カメラの充電器は同梱されておらず、コンピュータかUSBアダプタで充電するためのMini-USBケーブルが入っているだけだ。2つのバッテリを同時に充電できる充電器があるが、こちらも電力供給にUSBアダプタかコンピュータを必要とする。これを使わない場合、充電にカメラを使う必要があるため、予備バッテリを持ち運びたければ、事前に計画的に充電しておく必要がある。また、ストレージ用に最大64GバイトまでのmicroSDカードが必要だ。
カメラは単独でも縦に置くことができるが、ハウジングに組み込まれている三脚マウントを使わない限り、カメラを簡単に何かに取り付けることはできない。アクションカメラ市場をリードする機種であるHERO3+は、GoProやサードパーティーから提供されているマウントオプションには事欠かない。これはGoProの製品で得られる有利な点の1つだが、ほかのアクションカメラにも三脚マウントやGoProのマウントを利用するためのアダプタがあるため、それほど大きな利点とは言えない。
このカメラを使った撮影そのものについては、Black Editionほどの豊富な撮影オプションはないものの、ほとんどのユーザーにとって重要な、1080p/60fpsと、720p/120fpsという2つのオプションは利用できる。Tall HDが使いたければ、960p/60fpsのオプションもある。
GoProのカメラを使うのが初めての人は、2つの小さなボタンと小型LCDを使ったメニューの操作には、いらいらさせられるだろう。GoProのカメラ全般に関して、筆者が一番気に入らないのがこの点だ。設定をあまり変更しない人には大きな問題ではないが、設定は変えやすいのに越したことはない。
撮影が終わり、編集しようというとき、もしまだ気に入った編集ソフトを持っていないのなら、無料で使える「Windows」および「Mac」用の「GoPro Studio」は、インストールしてみる価値があるソフトだ。最新バージョンには、ドラッグアンドドロップで適用できるテンプレートや、他にもいくつかの新機能がある。
アプリにもソフトウェアにも多くの機能があるため、何ができるかを知りたければ、アプリとGoPro Studioについて説明する動画を見るといいだろう。
GoProのカメラのデザインが好きで、しっかりしたHD映像が撮影でき、多くのアクセサリやマウントが使いたいなら、GoPro HERO3+ Silver Editionはぴったりのカメラだ。このカメラは、確かに性能はいいが、ニーズに比べて性能過剰になってしまいがちなBlack Editionよりも100ドル安い。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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