革新的なテクノロジが、急速にカメラの使われ方を変えている。将来、カメラは単なる写真や映像の記録、共有、ストリーミング以上のことに使われるようになるだろう。
Facebookには、毎日3億5000万枚の写真がアップロードされる。Instagramは、1日あたり5500万枚の写真が投稿されると報告している。Snapchatによれば、同サービスのユーザーは1日に4億件の写真や映像を共有している。数字はうそをつかない。われわれの社会は、写真と映像にとりつかれているのだ。カメラのテクノロジは急速に進歩しており、ウェアラブルからドローン、個人向けやプロ向けの撮影機材の使い方を変えるソフトウェアまで、さまざまな変化が起こっている。この記事では、この分野を変えつつある10の製品やサービスを紹介する。
まだ発売されてはいないが、このIntelの最新のラップトップ用カメラは、コンピュータ用の「Kinect」と呼ばれており、2014年の中頃には市場に出るはずだ。理論的には、このカメラはジェスチャーや顔の表情を認識することになっている。CESでは、このカメラを使ってウェブサイトをスクロールさせたり、コンピュータゲームをプレイしたり、写真を編集したりするところが見られた。Intelは3Dプリンタを製造している3D Systemsとパートナーシップを結び、カメラでスキャンしたものをプリントするソフトウェアを開発している。これがいつ市場に出てくるかは未定だ。
ファッションは、カメラのファッションでさえ、一回りして以前のものに戻ってくる。Polaroidは、この小さくてかわいい、立方体形のカメラをCESで発表した。このカメラはHD対応で、水深6.5フィート(約2m)までの防水機能を持ち、マグネットになっているスキンでマウント可能だ。広角レンズは120度の視野角を持ち、Wi-Fiも利用できる。このガジェットの値段は99ドルであり、その価値を考えれば悪い値段ではない。
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