ソニーとパナソニック、業務用の次世代光ディスク規格「Archival Disc」を策定

Don Reisinger (Special to CNET News) 翻訳校正: 編集部2014年03月11日 12時37分

 ソニーとパナソニックが協力し、デジタルデータを長期保存したいユーザーに向けて新たな選択肢を提供する。

 両社は、300Gバイトのデータ保存が可能な大容量ディスク「Archival Disc(アーカイバル・ディスク)」の規格を策定した。2015年に提供を開始する計画だ。その後、両社は同製品を徐々に改良し、記憶容量を500Gバイト、さらに1テラバイトへと拡大することを予定している。


 両社によると、Archival Discは追記型の両面記録媒体となる。両社はBlu-rayの立ち上げでも協力しており、今回の取り組みは、高まるデータ復旧ニーズへの対応であるとともに、ディスク媒体の相対的な信頼性の向上を図るものだとしている。

 両社は、Archival Disc製品の発売時期が2015年のいつなのかを具体的に明らかにしていないが、同年夏以降の市場導入を目指すとしている。

この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。

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