ページ全体の原寸大保存に対応--Safariから使えるキャプチャアプリ「画面メモ!」

 「画面メモ!キャプチャーブラウザ」は、iPhoneで表示中のウェブページをキャプチャできるアプリだ。幅640ピクセルの原寸大で保存できるほか、スクロールショットにも対応しているので、ページ全体の見た目を保ったまま高画質で保存することができる。

  • ホーム画面。Googleのトップページが表示されるので、キャプチャしたいサイトを検索して表示させる。なお初期表示ページは設定画面で変更できる

 本アプリの使い方は2通りある。ひとつはアプリを起動し、キャプチャしたいページを検索して表示させた後に、カメラボタンを押してキャプチャを実行する方法。キャプチャした画像はアプリ内に保存されるので、カメラロールへと保存してからメールに添付するなどして活用できる。

 もうひとつは、ブックマークレットを使い、Safariから呼び出す方法。キャプチャしたいページをSafariで表示した状態でブックマークレットをタップすると、アプリが起動してそのページが表示されるので、以降はさきほどと同様にキャプチャを実行するという流れだ。こちらであればSafariで閲覧中のページをすばやくキャプチャできるので、本アプリを起動してわざわざページを探す必要もない。

 キャプチャした画像は幅640ピクセルの原寸大で保存される。またスクロールショットに対応しておりページの上から下まで全体を1枚の画像として取得できるので、高画質で保存しておきたい場合に向く。アプリ側ではブックマーク機能は用意されていないが、Safariから呼び出せる以上、とくに支障はないだろう。

 個人的には、キャプチャ完了後にいったんアプリ内で保存するのではなく、すぐさまカメラロールへの保存などの選択肢が表示されたほうが使いやすい気がするが、このあたりは慣れにも依存しそうだ。広告表示がやや目立つが、国産アプリでなおかつ無料ということで、持っておいて損はないアプリと言えそうだ。

  • 今回はCNETのトップページを表示した。画面右下のカメラマークをタップすることでキャプチャが実行される

  • キャプチャ完了。表示領域だけをキャプチャするかページ全体をキャプチャするかといったオプションはなく、つねにページ全体が保存される

  • 画面下段中央のサムネイルアイコンをタップすると、キャプチャしたページの一覧が表示される。実質的に履歴機能も兼ねている形だ

  • ページ名をタップするとキャプチャ画像が表示されるので処理方法を選択する。アプリ上で直接メールへの添付やSNSへの投稿はできないので、たいていの場合は「カメラロールに保存」を選ぶことになるだろう

  • カメラロールに保存した画像。ファイル形式はPNG。幅640ピクセルの原寸大で保存される

  • オプション画面。カメラロールへの自動保存も可能だが、筆者の環境ではうまく動作しなかった。Safariから呼び出すためのブックマークレットも用意されている

>画面メモ!キャプチャーブラウザのダウンロードはこちらから

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