Nokiaが、「Android」をベースにいくつかの要素を加えたスマートフォン「Nokia X」(開発コード名「Normandy」)を、バルセロナで開催中のMobile World Congressで発表した。
「3者の組み合わせ」とNokiaが説明するNokia Xは、スマートフォンファミリだけでなく、OSの名称も兼ねている。「Android 4.1」OSをベースに、Nokiaの「Asha」およびMicrosoftの「Windows Phone」OSの要素を取り入れ、ユニークな体験の提供を図っているが、Androidアプリケーションは利用可能だ(ただし「Google Play」ストアは利用できないとみられ、どのアプリを使えるかはNokia次第となる)。
個々のモデルを見ていくと、「Nokia X」端末はミドルエンド向けとなり、4インチ画面(解像度800×480)と1GHzの「Snapdragon」デュアルコアプロセッサを搭載する。価格もわずか89ユーロだ。「Nokia X+」端末はストレージが増え、microSDカードスロットを備える。「Nokia XL」端末は画面が5インチと大きくなり、5メガピクセルの背面カメラ、2メガピクセルの前面カメラを搭載する。
これらの端末は新興市場での販売に向けて価格設定されている。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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