Facebookは米国時間2月19日、WhatsApp買収で大きく報道されただけでなく、Googleに苦々しい思いもさせたかもしれない。
FacebookがメッセージングサービスWhatsAppを買収しようとしていたのと同じ時期に、Googleも同社に100億ドルでの買収を提案していたという。Fortuneが20日、それらの交渉について知っているとする複数の情報筋らの話として報じた。Fortuneによると、Facebookとは異なり、Googleは取締役の一席を用意しようとしなかったという。
Facebookは19日、WhatsAppを最終総額190億ドルで買収するという大規模な契約を発表した。ソーシャルメディア大手Twitterのほぼ2倍という4億5000万人のユーザーを抱えるWhatsAppは、今後数年のうちにアクティブユーザー10億人に達する可能性があり、自社に莫大な機会をもたらすとFacebookは考えている。
一方Googleは、実際にWhatsAppの買収を試みたかどうかを明らかにしていない。しかし2013年には、GoogleがWhatsAppを10億ドルで買収することで交渉しているとする報道が浮上した。WhatsAppはすぐに、そのようなうわさをかき消していた。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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