モバイルデバイスにサファイアスクリーンを搭載するAppleの計画について、憶測が盛んに飛び交っている。それらの計画は、ようやく具体化してきたようだ。9to5Macは米国時間2月6日、Appleがサファイアディスプレイの大量生産の準備を進めていると報じた。
9to5MacはアナリストのMatt Margolis氏の協力を得て、Appleが先頃、サファイアディスプレイの生産に使われる炉室をGT Advanced Technologiesに大規模な発注したことを明かした。9to5Macによると、GT Advancedは既に518の炉室システムを受け取っており、それらを稼働させれば年間1億300万〜1億1600万台の5インチディスプレイを生産できるという(さらに420の炉室システムを発注済みで、それらが加われば、生産台数は2倍近くに増える)。GT Advancedは、ディスプレイが高品質基準を満たせるように、「Intego Sirius Sapphire Display Inspection Tool」コンポーネントも発注済みだ、と9to5Macは報じている。
Appleは2013年11月、アリゾナ州に建設した同社の新工場でサファイアベースの材料を製造するため、GT Advancedと契約を締結している。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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