カシオ計算機は2月6日、デジタルカメラ「EX-100」を3月下旬に発売すると発表した。市場想定価格は9万円前後。
2013年11月に発売した「EX-10」と並ぶ“ハイスピードエクシリム”のハイエンドモデルで、4倍ズーム(F1.8-2.5)のEX-10に対し、EX-100は28mm~300mmの全域でF2.8の明るい光学10.7倍ズームレンズを搭載した。オリンパスのコンパクトカメラ「STYLUS 1」で採用されているi.ZUIKO DIGITALレンズと同じものを採用しているという。
EX-10とEX100は併売される。レンズの明るさやズームレンズの好みで製品を選んで欲しいとしている。
よりイメージに近い写真が撮影できるよう、「ホワイトバランス×明るさ」「フォーカス×絞り」など2つの設定値を変えながら9枚を連写する2軸ブラケティング機能を搭載する。
EX-10で搭載された2軸ブラケティングだが、新たに「ホワイトバランス×彩度」「ホワイトバランス×コントラスト」を加え、7種類の組み合わせから選択できる。また、画面の周囲に情報を表示することで撮影に集中できるEXファインダー機能、一定間隔で静止画を撮るインターバル撮影機能も搭載しており、天体写真や花が咲く様子を撮影できる。
堅牢なマグネシウムダイキャスト製ボディには、望遠撮影時もしっかりとホールドできるグリップを搭載。上下チルト機構付き3.5型大画面液晶、本体上部と前面に配置したシャッターボタン、レンズ周囲のファンクションリング、幻想的な作風の「宙玉(そらたま)」をはじめとするアートショットなども搭載している。
なお、EX-100は、2月13日~16日にパシフィコ横浜にて開催されるカメラと写真の総合展示会CP+(シーピープラス)で展示される。実際にブースで触れられるようにするとのことだ。
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