カシオ計算機は1月7日、マレーシア・クアラルンプールに設立した「カシオマレーシア(Casio Malaysia, Sdn. Bhd.)」で営業・マーケティング活動を開始すると発表した。ASEAN地域での事業拡大を目的としたもので、設立日は2013年8月19日。
1970年代にASEAN地域へ電卓の輸出を開始し、長年にわたり販売代理店と協力しながら同地域で営業活動を行ってきた。2001年にはシンガポールに現地法人「カシオシンガポール」を設立し、2011年にはインドネシアにジャカルタ事務所を設けた。
新会社では、マレーシア市場に密着したマーケティング活動を行い、同国のユーザーニーズに応えた商品の販売政策を迅速に展開する。従来から深い協力関係にある販売代理店とともに、今まで以上に積極的な販売促進活動を行っていくとしている。マレーシア国内における2015年度の売上目標は50億円。
また今回、カシオシンガポールの傘下に、カシオマレーシアとジャカルタ事務所を置き、3カ国の営業活動の強力な推進と拠点運営の効率化を図る。順次カシオシンガポールの管轄地域をASEAN地域全域に拡大し、2015年度にはASEAN地域全体で売上規模300億円を目指す。
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