Mozillaは米国時間2月4日、「Windows」「Mac」「Linux」「Android」の各OS向けに「Firefox 27」正式版をリリースしたことを発表した。Mozillaは今回のリリースで、ソーシャルAPIにスタックを追加し、Deliciousのような新しいパートナーのサービスを取り込めるようにしている。
ソーシャルブックマークサービスのDeliciousの場合、ツールを有効にするとFirefoxのサイドバーに組み込まれ、ここから直接、ウェブのコンテンツを保存したり整理したりできるようになる。
ウェブ開発者は、styleタグ内で新しい仕様「all: unset」を利用できるようになった。このキーワードが追加されるまで、多くの開発者は、すべての属性を個々にデフォルト値に設定するリセット用CSS(カスケーディングスタイルシート)を利用するのが一般的だった。CSSキーワードのall:unsetは、新たに追加されるブラウザ固有のウェブ属性に由来する意図しないレイアウト崩れを大幅に減らすのに役立つ。meyerweb.comが提供しているような人気の高いCSSリセットツールは現在、新しいブラウザの属性をリセットコードに手作業で追加することにより、各ブラウザのアップデートに対応している。all: unsetの追加は、フロントエンドの開発者らの負担を減らし、コーディングを修正するのに役立つかもしれない。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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