「Android」および「iOS」搭載のスマートフォンやタブレットでさまざまな情報を表示する「Google Now」の通知機能が、デスクトップ環境への進出に向けて大きく一歩前進した。Googleは米国時間2月3日、「Chrome」ベータ版のユーザー向けに同機能の提供を開始した。
通知を表示するには、「Windows」のシステムトレイまたは「Mac」のメニューバーに表示されるベル型のアイコン、または「Chrome OS」の番号付きアイコンをクリックする。現在は英語版のみだが、これから複数言語に対応していくという。Googleは、Google Nowの通知機能をChromeに移植する取り組みを1年以上前から行っている。
この機能を使えば、デスクトップ環境において、通知システムを別に設定しなくとも即時に情報を確認できるようになる。これによって、Googleが自社のエコシステムにユーザーを囲い込みたいと考えていることは明らかだ。しかしGoogleはまだ、通知の削除をプラットフォーム間で同期できるようにはしていない。そのため、スマートフォン上で通知を消しても、デスクトップにはまだその通知が表示される。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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