カリフォルニア州クパチーノ発--「Macintosh」を作り上げた人々にとって、それは自ら好んでする仕事だったようだ。
米国時間1月25日の夕刻、初代Macintoshの開発チームが、30年前に生み出したこのマシンを記念して一堂に会した。この製品によって「iPod」や「iPhone」「iPad」といったヒット製品につながる道が開かれたのだ。
若きSteve Jobs氏がパーソナルコンピューティングの世界を変革したのは30年前のこのビルでのことだった。すべてが映画「炎のランナー」のテーマ曲さながらであった。
チームは当時を懐かしみながら、同製品の開発は金銭的報酬が目的ではなかったと語った。Apple初期のハードウェア第一人者であり、同社創業時の10人の従業員のうちの1人であるRod Holt氏は「もしもSteveが『君たちの給与が支払われないとしたらどうだ?』と尋ねてきても、われわれはチームを存続させていただろう」と語った。
同氏は「しかし、多くの不満の声が上がっていただろうね」と笑いながら付け加えた。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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