Appleは既に、「iTunes」アカウントを介した楽曲や書籍、アプリの購入を可能にしている。しかし同社はモバイル決済への取り組みを拡充する計画だという。The Wall Street Journal(WSJ)が報じた。
WSJは複数の匿名情報筋の話として、Appleがデジタル商品だけでなく、洋服などの物理的な商品の購入時や、タクシーといったサービス利用時の決済をiTunesアカウント経由で行えるようにする道を模索していると伝えた。WSJによると、iTunesおよび「App Store」の責任者であるApple幹部Eddy Cue氏は既に、この話題について話し合うために業界幹部と会合を持っているという。
またWSJによるとAppleは、同社のオンラインストアを長きにわたって従事してきている幹部Jennifer Bailey氏に対して、決済事業構築という新たな役割を与えたという。
モバイル決済事業に進出するにあたっては、iTunesのおかげで同社が既に手に入れている膨大な数のクレジットカード情報が強みになるはずだ。この動きにより、同社は「Stripe」や、eBayの「PayPal」といったサービスと真っ向から競合することになる。
この分野ではこのところ、さまざまな動きが出てきている。Stripeは最近、17億5000万ドルの企業評価を受け、8000万ドルの資金を調達している。また、物言う投資家のCarl Icahn氏はeBayに対してPayPalの分社化を呼びかけている。同氏は後に、Appleがこのモバイル決済サービスの買い手として適していると語っている。
Appleは、コメントの要請に対しすぐには応じなかった。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
「程よく明るい」照明がオフィスにもたらす
業務生産性の向上への意外な効果
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス