Netflix、第4四半期決算で大幅増益--加入者数は400万人増

Joan E. Solsman (CNET News) 翻訳校正: 佐藤卓 長谷睦 (ガリレオ)2014年01月23日 11時05分

 Netflixの利益が2013年度第4四半期に再び急増し、4840万ドルとなった。また、加入者数もこの期間内に400万人増加したが、これは同社が予想していた範囲の上限にあたる数字だ。

 Netflixの加入者数は第4四半期終了時点で4400万人以上に達しており、この数は3月末までに4800万人に達する見込みだという。

 米国内では、同社は第4四半期にストリーミングサービスのユーザーを新たに230万人獲得し、合計で3340万人とした。10月の時点で、同社は今期終了時のユーザー数を3270万~3350万人の範囲と予想していた。

 米国外の加入者数は、170万人増の1093万人となり、1010万~1090万人という予想範囲をわずかに上回った。2013年にNetflixは米国外の加入者拡大を投資優先順位の最上位に位置づけ、米国内であげた利益の実質的にすべてを米国外での事業拡大につぎ込む計画を立てていた。同社は2013年にオランダでサービスを始めたほか、すでにラテンアメリカ地域をカバーしている。また、英国、アイルランド、および北欧諸国でも事業を行っている。

 Netflixは米国時間1月22日、「2014年内に欧州での本格的な事業拡大に乗り出す」計画を発表している。ただし、具体的な国名は明らかにしなかった。

 今後について、Netflixは2014年度第1四半期中に加入者のさらなる増加を予想している。具体的には、米国内の加入者が225万人、米国外の加入者が160万人増加するとの見込みだ。同社の最高経営責任者(CEO)を務めるReed Hastings氏は、かねて最終的に米国内の同社ユーザーが6000万~9000万人に達するとの構想を示している。

 Netflixはまた、2014年度第1四半期の1株あたり利益を78セントと予想している。アナリスト予測は平均で77セントだ。

 全体で見ると、Netflixの2013年度第4四半期の利益は4840万ドル(1株あたり利益は79セント)となっている。前年同期は790万ドル(1株あたり利益は13セント)だった。また、売上高は24%増の11億8000万ドルを達成した。

この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。

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