電気通信事業者協会(TCA)と携帯キャリア各社は1月10日、2013年12月末時点の携帯電話契約数を発表した。純増数ではNTTドコモが27万9100件で約2年ぶりに首位を獲得。次いでソフトバンクモバイルが22万4300件、僅差でKDDIが22万2600件となった。累計契約者数はドコモが6218万1600件、KDDIが3961万6900件、ソフトバンクが3475万9500件で、3社の合計は1億3583万2000件。
NTTドコモ | au(KDDI) | ソフトバンクモバイル | |
---|---|---|---|
10月 | 3万7100件 | 15万8900件 | 23万600件 |
11月 | 9万3400件 | 19万200件 | 23万7100件 |
12月 | 27万9100件 | 22万2600件 | 22万4300件 |
NTTドコモ | au(KDDI) | ソフトバンクモバイル | |
---|---|---|---|
10月 | 6180万9100件 | 3920万4100件 | 3429万4900件 |
11月 | 6190万2500件 | 3939万4300件 | 3453万5200件 |
12月 | 6218万1600件 | 3961万6900件 | 3475万9500件 |
MNP(携帯電話番号ポータビリティ)は、KDDIが4万3300件の転入超過で27カ月連続でのトップとなり、続いてソフトバンクが9400件の転入。NTTドコモは5万1000件の転出となったが、6万8600件の転出だった11月と比べると1万7600件の改善となった。
NTTドコモ | au(KDDI) | ソフトバンクモバイル | |
---|---|---|---|
10月 | -9万3100件 | 8万3900件 | 8300件 |
11月 | -6万8600件 | 5万6800件 | 1万2300件 |
12月 | -5万1000件 | 4万3300件 | 9400件 |
純増数でトップになった要因についてドコモは、11月下旬からiPhoneの在庫が潤沢になったことや、Androidの冬春モデルの販売が好調であること、さまざまな割引施策などにより販売数が伸びたと説明。また、KDDIはMNPの転入超過について、同社が強みとする800MHz帯のLTEや、好調なスマートフォンの販売、「auスマートパス」や「auスマートバリュー」などの契約増を挙げた。
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