UPDATE Appleとサムスンは、両社間で進行中の知的財産侵害をめぐる争いの一部を解決するため、調停人と会うことに同意した。
Appleとサムスンの弁護士は米国時間1月8日、両社の幹部が和解機会を協議するために6日に会ったことを北カリフォルニアの米連邦地方裁判所に提出した文書で報告した。この協議は、3月に開始予定の新たな知的財産侵害訴訟を前に和解交渉をするよう両社に求めた連邦判事の要請に応えたものだ。
調停は、「注目度の高い争いを調停した経験を持つ」調停人によって2月19日までに行われる予定だと、両社は提出文書で述べている。両社の最高経営責任者(CEO)に加えて、3~4名の社内弁護士が調停に同席するが、社外弁護士は立ち会わないことが同文書には記されている。
米CNETは、Appleとサムスンにコメントを求めているがまだ得られてない。
米連邦地方裁判所のLucy Koh判事は11月、Appleがサムスンに対して起こした別の知的財産権侵害訴訟における陪審選定開始前に、両社によって和解に向けた努力がなされるのを望むこと、そして、その交渉には両社CEOが出席することが好ましいと考えていることをAppleとサムスンに述べていた。
両社は当時、8日までに提案を提出することに合意していた。
Appleとサムスンにおける争いに関するこれまでの話し合いの試みは、AppleのCEOであるTim Cook氏とサムスンのCEOである権五鉉(クォン・オヒュン)氏は2012年8月、両社間のこう着状態を打開することに失敗している。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したもので す。
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