米特許商標庁(USPTO)は米国時間12月24日、Appleが出願した23件の特許と意匠を承認した。「iWatch」に関連するすべての動向に目を光らせている人々の興味をそそるであろう、埋め込み式心拍数モニタに関する特許も含まれている。
クリスマスイブに(サンタに代わって)これらの特許に関する情報を発見したPatently Appleに感謝したい。また、Apple Storeのディスプレイスタンドからデータストレージ管理にいたるまで多岐にわたるこれらの特許や意匠の中で、最も注目に値するのは「シームレスに埋め込まれる心拍数モニタ」に関する特許だというのは、その通りだろう。これは、多大な期待を集めるiWatchと呼ばれる製品に使われるものであるように思われる。
Appleはこの特許の中で、心拍数モニタはアクセサリに組み込まれる可能性があるとしている。「一部の実装例では、アクセサリを電子機器と組み合わせることによって、ユーザーの心拍の検知に使用できる可能性がある。例えば、1つまたは複数のイヤホンや1つのヘッドセットの中にリードを配置することが考えられる」
Appleが同社のモバイルOS「iOS」を搭載するスマートウォッチを開発していると報じられたことから、この数カ月間でウェアラブルコンピュータに対する関心が大きく高まっている。その後の報道では、AppleがiWatch開発に投入するための人材を大量に採用していると報じられた。
そして23日には、Appleの最高経営責任者(CEO)であるTim Cook氏が、従業員らに宛てたメモで、同社には2014年に「顧客に愛されるであろうと考えている大きな計画」があると述べたばかりだ。
2014年1月にラスベガスで開催されるCESでは間違いなく、多数のウェアラブル機器が登場すると期待される。おそらくこの特許は、Appleによる遠い将来の1つの鍵を握るものだ。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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