Facebookは、悪い知らせに対する「Sympathize」(同情する)ボタンを導入することで、感情的な反応を表す自由度を高めようとしているようだ。ただし、「Dislike」(嫌い)ボタンはまだ実現されそうにない。
この機能が実装されれば、ステータスに対して否定的な感情を示す顔文字のタグを付けたユーザーには、「Like」(いいね!)の代わりに同情の気持ちが表示されるようになる。ただし、悪い知らせに対して嫌悪感を示す選択肢はない。
FacebookのエンジニアであるDan Muriello氏は、導入される可能性のあるこの機能を説明し、同社のハッカソンから生まれたものであると明かした上で、Sympathizeボタンは悲しいニュースだけに付加されると述べた。例えば、ユーザーがFacebookによる40種の顔文字メニューから選んで自分の気持ちを指定した投稿にのみ、この機能が適用される。この顔文字メニューは、人間の様々な心理を網羅しようとするものだ。
一方、Sympathizeボタンがいつ導入されるのかは不明だ。
Huffington Postによると、Muriello氏は「『5人がいいね!をクリックしています』ではなく、『5人がこのニュースに同情しています』と表示されるようになる。これはもちろん、多くの人々が以前から、そして今でも待ち望んでいることだ」と発言している。同氏はFacebookのCompassion Research Dayに登壇していた。
「だが、われわれはこのボタンを導入するのに今はまだ、必ずしもふさわしいタイミングとはいえないと判断した」(Muriello氏)
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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