本連載「ウェブサービスレビュー」がこのたび連載200回を迎えた。足掛け4年にわたり、メジャーなものからマイナーなものまで、さまざまなウェブサービスを紹介してきたことになる。本連載をきっかけに便利なウェブサービスにひとつでも巡り合っていただいていれば、筆者としても喜びに耐えない。
今回は、過去2年、直近およそ100回分の連載の中で取り上げたウェブサービスのうち、Facebookの「いいね!」が100を超えたサービスと、はてなブックマークやTwitterなどでの反響が大きかったサービス、合わせて10個の無料サービスを紹介する。いずれも便利さはお墨付きということで、見逃していたものがあればぜひチェックしてみてほしい。
「Pixlr Editor」は、Photoshopのクローンとでも言うべきインターフェースを備えた、多彩な機能を備えた画像編集サービス。クラウド型のサービスでありながらキーボードショートカットにも対応するなど、市販ソフト顔負けの機能と操作性が特徴。メニューも日本語化されている。
「TinyPNG」は、スクリーンショットやバナーなどの画像をオンラインで圧縮し、ファイルサイズを縮小できるサービス。画像を圧縮できるオンラインサービスとしては「JPEGmini」が有名だが、こちらはPNGを圧縮できるサービス。試用時にはじつに7割ものファイルサイズの削減が確認できた。
「HTML to PDF Converter For Free」は、URLを入力して「PDF作成」のボタンを押すだけで、ウェブページをPDFに変換できるサービス。インターフェイスは日本語化されており、ブックマークレットも利用できる。本家のサービスである「PDFmyURL.com」と使い比べるとよいだろう。
「web計。」は、「横幅に対する画像数」「画像の比率」「黄金比」など、ホームページの作成にあたってウェブデザイナーがよく使う計算を、ブラウザ上で手軽に行えるようにしたサービス。黄金比などの算出に特化するかわりにビジュアルでわかりやすく表示される「Metallic Ratio」もおすすめだ。
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