リアルネットワークスは12月4日、クロスデバイスと共同で、360度全方位パノラマ動画制作・配信技術「idoga(イドーガ)」を用いたプロモーションを、レジャー施設、不動産業、観光産業、エンターテインメント産業などへ提案すると発表した。
両社は、動画プロモーション広告メニュー「idoga x Real 360°パノラマ動画広告」として、広告主企業やコンテンツクリエイター向けに販売を開始する。idogaを用いた動画制作費用を含むベーシックプランは370万円からとなり、訴求内容に応じたカスタマイズが可能だ。
idogaは、6つのレンズを持つ特殊なカメラを用いて全方位のパノラマ映像を同時に撮影し、単一の360度全方位パノラマ動画コンテンツとして合成する技術。ユーザーはマウスを操作することで、動画コンテンツの視点を自由自在に変更でき、そこにいるかのような臨場感あふれる映像を体験できるとしている。
位置情報と連動した情報タグを埋め込むことで、映像内に別映像をポップアップ表示させることが可能。外部のウェブページや動画へリンクさせることもできる。今後は、端末自体を360度動かすことで映像の視点が変動する「idogaスマートフォンアプリ」を活用した、マルチデバイスでの動画プロモーション展開を予定している。
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