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「iOS」による個人情報収集に関する訴訟、米裁判所が退ける

Steven Musil (CNET News) 翻訳校正: 編集部2013年11月29日 09時51分
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 米連邦裁判所は、Appleが顧客の個人情報を不正に収集および共有していたとするプライバシー関連の訴訟を棄却した。

 2011年に提訴されたこの訴訟においてAppleは、「iPhone」で収集したユーザーの位置履歴を、ユーザーの同意なく、また、ユーザーがジオロケーション機能をオフにしている場合でも第3者団体に送信することによって、プライバシー関連の法に違反したとして訴えられていた。また原告側は、Appleが収集していたデータについて知っていたならば、所有する「iPhone」に対してもっと金銭をかけていたと主張した。

 しかし、米連邦地方裁判所のLucy Koh判事は、原告側が企業による不当表示とされるものを信頼し、損害を被ったことを実証できていないと判断した。

 Koh判事は米国時間11月25日の判決で、「原告側は、Appleによる1件以上の不当表示とされるものを目にして、その不当表示を実際に信頼し、それによって損害を被ったことを示す証拠を提示できる必要がある」と述べた。

 原告側の弁護士であるScott Kamber氏はBloombergに対し、「今回の判決には落胆しており、クライアントとともに選択肢を検討している。Koh判事が、被害はなかったというAppleの主張については、Appleの申し立てを認めなかったことに注目する必要がある」と述べた。「今回の判決は、基本的な申し立ての内容に対するものではなく、Appleのプライバシーポリシーを原告側が確認した時期のみを対象としている」(Kamber氏)


この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。

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