レノボ・ジャパンは11月26日、Windows 8.1搭載の8インチタブレット「Miix 2 8(ミイックス ツー エイト)」と、タッチ操作とデスクトップ操作を使い分けられる2モードを搭載したウルトラブック「Flex 10(フレックス テン)」を発表した。
10月に行われた「YOGA TABLET」の発表会で参考出品されていたが、正式に発表された。
Miix 2 8は、8インチのHD IPS液晶(1280×800)を搭載し、10点マルチタッチに対応する。サイズは高さ215.6mm×幅131.6mm×厚さ8.35mm、重さは約350gで、薄型軽量を特長とする。レノボは、Windows 8.1を搭載したタブレットとしては最軽量ではないかとしている。
駆動時間は約10時間。インテル Atom プロセッサ Z3740を搭載し、ゲームや動画再生などでもストレスなく使用できるとしている。メモリは2Gバイト、ストレージは64Gバイトモデルと32Gバイトモデルがラインアップする。また、Microsoft Officeを搭載しており、各種ファイルの閲覧・編集も気軽に行える。
市場想定価格は、64Gバイトモデルが4万7800円で、顔認証でログインできる「VeriFace Pro」とMicrosoft Office Home and Business 2013を搭載。32Gバイトモデルは4万2800円で、Microsoft Office Personal 2013を搭載している。
レノボ・ジャパン コンシューマ製品事業部 製品統括 兼 ノートブック製品担当部長の櫛田弘之氏は、「これまで外資系と言えば値段で押したりしている印象があるかもしれないが、テクノロジでも先行していきたいと考えている。レノボとして初めてのタブレット型のWindows機として重視して考えた」と説明した。
なお、海外ではSIM搭載版がリリースされているが、日本国内では予定していないとのことだ。
もうひとつ発表されたのが、ウルトラポータブルノートブックPCとなるFlex 10だ。10.1インチ HD液晶(1366×768)を搭載し、10点マルチタッチに対応する。液晶部分が300度開閉する「マルチモード」に対応し、タッチ操作とデスクトップ操作の両方を快適に行える2モードを採用した。
CPUはインテル Celeron プロセッサ N2810、メモリは2Gバイト、500GバイトのHDDを搭載する。USB2.0、USB3.0、HDMIポートを1つずつ備える。Microsoft Office Home and Business 2013搭載している。
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