レノボ・ジャパンは10月30日、Androidタブレット「YOGA TABLET」とウルトラブックYoga 13の最新モデル「Yoga 2 Pro」、テーブルPC「Flex 20」「Flex 14」を発表した。11月上旬より販売を開始する。
まず注目なのはYOGA TABLETで、8インチ(1280×800ドット)の「YOGA TABLET 8」(市場想定価格:2万7800円)と10.1インチ(1280×800ドット)の「YOGA TABLET 10」(同:3万6800円)の2モデルがラインアップする。
いずれも独自の「バッテリーシリンダー」をデザインの特長とする。通常はディスプレイの背面全体にバッテリを配置することが多いが、バッテリーシリンダーとしてまとめることで最薄部は3mmの薄型ボディとなっている。また、快適なグリップ感によって片手で持っても重量をあまり感じず、手首に負担がかかりにくい設計としている。重さとバッテリ駆動時間は8インチモデルが約401gで約16時間、10.1インチモデルは約605gで約18時間となっている。
また、このバッテリーシリンダーの一部は折りたたみ式でスタンドとして使うことができ、「チルトモード」としてタッチやキーボードを打ちやすい角度に調節できるほか、タブレットを自立させて「スタンドモード」にもできる。
YOGA TABLETは、現在のタブレットへの不満として聞かれる「固定しておきたい」「立てかけられない」「持っていると疲れる」という3点を解決できる製品と説明した。
いずれもOSはAndroid 4.2、MediaTek MT8125 1.2GHz クアッドコア プロセッサを搭載する。メモリは1Gバイト、ストレージは16Gバイトだ。カメラは前面が160万画素で背面は500万画素、microSDカードスロットを搭載する。
また同時に360度回転するウルトラブック「Yoga 13」の最新モデルYoga 2 Pro(市場想定価格:18万9800円)も発表された。
Yoga 2 Proは、Windows 8.1、最新のインテル Core i7-4500Uプロセッサを搭載し、ディスプレイは高解像度のQHD+IPS液晶(3200×1800)を採用した。約8時間の長時間バッテリ駆動と強度の高いコーニングの「ゴリラガラス」を採用する。重さは約1.39kgで、カラーはクレメンタインオレンジとシルバーグレーの2色だ。
Yoga 13に続き今回もスタイルを自由自在に変えられるのが特長で、ディスプレイ部分を回転させることで、「タブレット」「ラップトップ」「テント」「スタンド」の4つのモードに切り替えられる。タブレットモードからほかのモードへと開きやすくしたほか、PCのエッジ部分を滑りにくい樹脂素材を起用するなどし初代からより使いやすく細かい部分も進化したとした。
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