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ソニー「PlayStation 4」レビュー(後編)--使用感、「PS3」「Xbox One」との比較など - (page 4)

Jeff Bakalar (CNET News) 翻訳校正: 村上雅章 野崎裕子2013年11月26日 07時30分
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まとめ

 PlayStation 4はPlayStation 3の立派な後継製品である。ただし、従来からあるほとんどのコンソールと同様に、発売時には将来に向けた約束が数多くなされているものの、確定的な内容はそれほど書けないのである。

 このことは、次世代機を検討しているゲーマーにとってどのような意味を持っているのだろうか?あなたが既に現世代のゲームシステムを所有しており、必ずしも最新かつ最高のゲームを必要としていないのであれば、購入を待った方がいいかもしれない。PS4は、今後数カ月間のうちにより多くの機能を搭載する予定になっているため、一段落するまで待つのも悪くないはずだ。

 PS4向けゲームの大多数は、既にPS3向けやXbox 360向けとしてリリースされている。また、現在利用可能な実績のあるメディアストリーミングソフトウェアの巨大なライブラリについても同様である。さらに、これは希望的観測にすぎないかもしれないが、PS3やXbox 360がさらに値下げされるのも時間の問題なのかもしれない。このため現世代のコンソールを既に所有しているのであれば、新たなゲームエクスペリエンスの数々を見逃すことはないだろう。

提供:Sarah Tew/CNET
提供:Sarah Tew/CNET

 現世代のコンソールを所有していないのであれば、このホリデーシーズン以降にPS3やXbox 360が値下げされるかどうかを見極めるのもよいかもしれない。あるいは、発売時やローンチウィンドウで利用可能になるゲームを見たうえで購入を決めるというのもよいだろう。さらに、PS4とXbox Oneのゲーム以外のメディア機能を検討するのもありだろう。もちろんながら最後は、価格の違いというものも常に評価対象になるはずだ。

 現世代のコンソールが最初に発売された時のことを考えた場合、「システムの売りとなる」ビッグなソフトウェアは2014年になってから本格的に登場し始めると考えるのが妥当であるため、2014年のホリデーシーズンは素晴らしい次世代ソフトウェアが多数出そろっているはずだ。アーリーアダプターにとってソフトウェアの購入は常に時の運のような側面があるものの、ソニーは説得力のあるロードマップを作り出していると言えるだろう。このため、PS4向けの「God of War」といったフランチャイズ作品や、Naughty Dogの開発するゲーム(「Uncharted」シリーズや「The Last of Us」などがある)をはじめとする、さまざまなタイトルが登場するのは間違いないはずだ。

 ソニーはPS4を「ゲーマー向けコンソール」と位置付け、大ヒットゲームやインディーズゲームを前面に押し出したキャンペーンを展開している。これはハードコアなゲーマーにとっては心躍るものであるが、オールインワン型のエンターテインメント機器に対して高まり続けているニーズを満足させるものになるとは限らない。その一方で、MicrosoftのXbox Oneはメディアやライブテレビ、ゲームすべてを網羅するという計画に基づいているようであり、同社はそういったことをXbox 360で実際にやってきている。PS4がゲームに焦点を当てたデバイスになるかどうか、まだ確定しているわけではないが、現状のままでは大衆の支持を得られない可能性がある。ただ幸いなことに、ソフトウェアアップデートや、コンテンツ契約、その他の投資や業界内での関係によって、こういった状況すべてが変わってくる可能性もある。

 問題をさらにややこしくするものがある。それは、Valveが2014年に発売しようとしているハードウェア「Steam Machine」を見過ごせないという点だ。同社の「Steam」という、驚くほど広く普及しているゲーム配信サービスは間もなく独自のハードウェアを持つようになる。発売時には膨大な量のゲームライブラリが出そろい、そのなかにはPS4向けやXbox One向けに発売されているタイトルも数多く含まれているはずだ。Steam Machineの価格についてはほとんど分かっていないが、ソニーやMicrosoftと競合できる価格となった場合、市場の反応はドラマチックなものになるだろう。

 ソニーは、PS4でストリーミングやソーシャルネットワーク、共有に焦点を当てたゲームというものを、どう捉えているのか明確に示してくれている。ただ、PlayStation NetworkをコンソールのOSにしっかり組み込むというのは机上では説得力があるものの、実を結ぶかどうかはまだ分からない。

この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。

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